202010715①
*仕様
DT1990PROリケーブル(6.3mm)
構成:6.3mm-DT1990PRO
導体:Silver Crown(フッ素皮膜銀メッキ線/左右独立スターカッド/8本編み)
ケーブル長:1.5m
*AECOテルル銅+金メッキ6.3mmプラグ*
価格:17,060円

beyerdynamicのDT1770PRO/DT1990PRO及びAKGなどを始めとしたminiXLR3極のヘッドホン使用できるリケーブルです。

導体には電気的に非常に優れた特性を持つフッ素系皮膜銀メッキ線を使用しています。
現状、リケーブルに使用可能な素材の中でもトップクラスの特性を誇る素材を皮膜に採用した銀メッキ線です。
これを最も電気的特性に優れた編み方で8本編みにして製作しています。
分岐したは左右のクロストークを最小限に抑えるため、左右独立構造としています。
ピッチや編み方向なども全て試作した上で、この仕様の物が製作可能な範囲で最良の仕様で製作しています。

6.3mmプラグはAECOの金メッキプラグを使用しています。
電気伝導率97%IACSを誇る高性能なプラグで、他の銅プラグと異なりスリーブ(GND)まで高電気伝導率の銅合金素材で構成されたプラグです。

miniXLRコネクタはベリリウム銅接点/金属ハウジングのコネクタを使用しています。
造りがしっかりした高品質コネクタです。

半田は米国メーカーの半田を使用しています。
含有する全ての素材は非リサイクル品で製造するというこだわった製造方法で作られる半田です。

半田付けは接触抵抗を可能な限り抑えた方法で行っています。
加えて、映像・音響用ケーブル及び基板のアセンブリ時代に培ったプロ工程で、迷走電流やマイグレーションによる特性の悪化を防いだ製作を行っています。

*ご感想を頂きました!
お世話になっております。

DT1990Pro用ケーブルありがとうございまいした。
一通りエージングも落ち着きましたので、レビューさせていただきます。
今回も凄い仕上がりのケーブルですね。布被膜なしで初めて購入させて
いただきましたが、惚れ惚れする程、丁寧で、美しい仕事ぶりなので、芸術品のように
まじまじと暫く眺めてしまいました。

DT1990Proは結構じゃじゃ馬なヘッドホンで購入後、何本かリケーブルしても
期待していたレベルには遠く及ばず、ずっと不満に思っていました。
今回作っていただいたケーブルが、まめしばさん作品の中で最も音の変化が大きく出ました。
私の使っていた市販リケーブル品との特性差が大きいのだと思います。
中高域はSN比が飛躍的に上がったせいか静寂の中から透明感のあるヴォーカルが克明に
浮かびあがり、上質な管弦楽器の響きとともにどこまでも突き抜けていく。
ベースやドラムラインも中高域にスピーディーに追随し、テスラドライバーを余すところなく
ドライブしてくれます。オープンエアーとは思えない芳醇且つ豊かな超高解像度低音。
GRADOでも、SENNHEISERでもない、これぞまさに私が求めていたBEYERの音です!
まめしばさんが、オンリーワンのパワーを秘めた名機を鮮やかに蘇らせてくれました
ロック、ソウル、ジャズ何でもいけるので、ちょっといいエンジンを載せたスポーツカー
に乗り換えた様な気持ちです。

今回も大変真摯に相談にのっていただき、本当にありがとうございました!
お願いしているケーブルも引き続き宜しくお願いいたします。

ご感想ありがとうございました!
miniXLRコネクタにどうしても入らなかったため、今回は布皮膜無とさせて頂きました。
シングルワイヤを手でQUADにしているのですが、見た目にご不満の無い仕上がりにできて良かったです!
構造面は市販品では見たことがないと思います。
miniXLRの1本構造のケーブルは基本的に2芯1シールドの線か4芯カッドなどを使うことが多いと思います。
ですが、この形状でLとRを伝送した場合、どうしても左右のクロストークが避けられません。
これを回避するために(無理やり)左右独立構造にしました。
使用している線材のスペック自体もヘッドホンケーブルの量産には向かないものですので、市販品とはかなり違うと思います。
加えて、AECOの6.3mmプラグのハイスペックさにも助けられていると思います。
このプラグはかなり優れた6.3mmプラグで、特にGNDまで高伝導率素材を使っているものは他にはないのではと思います。
基本的にはケーブルをカシメるためにばね性のある素材か、良くて真鍮製となるため、電気伝導率は30%IACSあるかないかですが、AECOのプラグはタフピッチ銅なので100%IACS前後あると思われます。
シングルエンド(非バランス)動作時のGNDは非常に重要なので、この点もクオリティに直結していると思います。
このプラグは金メッキの音色がかなり大きく乗る印象があり、くどくなりすぎないように実はちょっとした工夫を見えないところに施して製作しています。

ヴォーカルが背景から浮かび上がるような感じとその他の楽器の定位感は半田も大きく貢献しています。
定位感をきっちりすると(定位がぶれないため)必要以上の広さのようなものは出なくなりますが、リアルさを追求するためこのような仕様とさせて頂きました。

手持ちのDT1770PROで検聴させて頂きましたが、DT1990PROもかなり欲しくなりました笑

この度はご依頼ありがとうございました!
残りのケーブルも引き続き宜しくお願い致します。